梨状筋症候群においてよくある質問

梨状筋症候群の症状がひどい場合、どのような対処をすればよいですか？

まずは当院にご相談ください。
脚全体の違和感やしびれで歩行が困難な場合は、横になって安静にしてください。
足に体重をかけずに立っていれば症状が抑えられる場合は横になって安静にします。
痛みやしびれがあっても普通に動ける場合は、整形外科での治療をお勧めします。梨状筋の緊張を早く緩和すれば症状は改善します。

梨状筋症候群に対するマッサージの効果は？

一時的に不快感を和らげるには効果的です。
しかし、根本的な解決にはなりません。
梨状筋の緊張が緩むと、マッサージによって症状が軽減することがあります。
骨格の構造を変え、日常的なストレスを取り除かなければ、再発する可能性があります。

梨状筋症候群の根本的な原因を解決するには？

梨状筋症候群になりやすい活動、ライフスタイルは？

梨状筋症候群は、ジョギングのようなスポーツで見られる、股関節の屈曲と伸展を繰り返す動作と関連することが多いです。
梨状筋は臀部の深いところにあるため、長時間体重を支えるデスクワークの職業では、しばしば酷使されます。臀部の筋肉が巨大であることも、神経を圧迫する一因と考えられています。また、スポーツ選手に多いとも言われています。

梨状筋症候群はどうしたら自然に治療することができますか？

梨状筋のストレッチは有効です。
仰向けになった状態で、患側の足首の外側を反対側の膝に乗せます。
痛みのない側の膝を抱える。
違和感がひどくなければ、その姿勢を20～30秒保ちます。
ご自身での正しいストレッチ方法が不明な場合は、当院にご相談ください。
骨盤調整とともに、セルフケアの方法も丁寧に指導いたします。