腰椎すべり症でよくある質問

腰痛やしびれがひどい場合はどうしたらよいですか？

痛みやしびれが強く、動くことが困難な場合は、背中を少し反らせて横向きに寝ていただき、リラックスしていただくことをお勧めします。症状が落ち着いてから治療を受けてください。
長時間じっとしていると腰回りや姿勢を維持する筋肉が弱りやすくなるので、痛まない程度に体を動かすことが肝心です。

マッサージは腰椎すべり症の治療にどのくらい役立ちますか？

マッサージは、血液の循環をよくすることで、一時的に不快感を軽減するかもしれません。
しかし、マッサージの種類によっては、腰が反って痛みが強くなる可能性もあります。
腰椎すべり症が悪化すると歩行困難になることもありますので、マッサージよりも原因を探り、適切な骨格矯正を行うことが大切です。

腰椎すべり症の根本治療はどうすればいいのでしょうか？

体の歪みを治すための骨格矯正が効果的です。
腰椎すべり症の方の多くは、骨格が変形しているため腰を痛めやすく、背骨が神経を圧迫することでしびれが生じます。
鎮痛剤やブロック注射で腰椎すべり症の症状が一時的に軽減しても、骨格の変形を治さなければ、これらの問題は再発する可能性が高いです。
身体を正しく維持し、支えるための十分な筋力をつけるためには、骨格の構造を変えることが非常に重要なのです。

腰椎すべり症になりやすい職業、ライフスタイルについて

具体的な理由は不明ですが、高齢の方や、形成期に身体的な負担の大きい活動をしていた方が腰椎すべり症になりやすいと考えられています。
野球、バレーボール、バスケットボールなどのスポーツでは、前後に曲げたりひねったりする動作が繰り返されるため、腰椎がすべりしてしまい、後年、腰椎すべり症になることがよくあります。
腰椎の椎間板、靭帯、関節は加齢とともにゆるみ、腰椎すべり症を引き起こすと考えられており、これも腰椎の変性説のひとつです。

腰椎すべり症は自分でどのように治療することができますか？

まずは生活習慣を見直すことが重要です。
腰は、長時間座っていたり、重いものを持ったり、腰を曲げたり反らしたり、過度な運動をすると敏感に反応します。これらの行為は避けるべきです。
すでにしびれがある場合は、体を冷やすとしびれが悪化する可能性があるので注意が必要です。
不快感から座りすぎると筋力が低下し、負担がかかりやすくなるので、立ち上がる、歩く、ストレッチをするなどの工夫が必要です。
ただし、腰椎すべり症は自然治癒はしませんので、まずは当院を受診してください。放っておくと、神経障害による歩行障害や膀胱・直腸障害までに至る可能性がかなり高くなります。

効果は一目瞭然！施術を受けた方のBefore&After

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